皆さんの町の不思議な会社?!

カテゴリー:簿記知識 |

Q1 簿記って何?
A1 それはですね。会社の資産や負債などを帳簿に記録して、、、

Q2 簿記を学ぶメリットは?
A2 そりゃ、進学や就職に有利だから、、、

仕事だから、受験だからという理由で学習を始める気持ちはわかりますが、これでは簿記の本当の姿はわかりません。
簿記は、楽しくて、興味深々で、ワクワクするような学問なのです。もっと褒めたいのですが言葉が出てきません笑。

今回はちょっと違った角度から簿記について考えてみたいと思います。

皆さんの町の不思議な会社!

皆さんの住んでる町にこんな会社(お店)はありませんか?

①お客様が入っているところを見たことがないのになぜかつぶれない会社(お店)
②無借金経営で頑張っている会社
③羽振りがよかったのに突然〇〇した会社!など

何で何で?

上記の①から③についての答え(ただし答えは一つとは限りませんが笑)です。

①のつぶれない会社
A.お金を持っている会社はつぶれません。きっと、皆さんの知らないところでお金をたくさん稼いでいるのです。例えば、自動販売機をたくさん持っていて勝手に稼いでくれているとかネット販売で稼いでいるとか。
【教訓1】お金がある会社は絶対につぶれません!

②無借金経営で頑張っている会社
A.借金がないということはいいことかもしれませんが、金融機関とのパイプがないため会社を大きくすることはできないかもしれません。【教訓1】のように無尽蔵にお金があれば別ですが笑。
【教訓2】金融機関と仲良くしないと会社は大きくなれない!

③突然〇〇した会社
A.「儲かりまっか?ぼちぼちでんな!」は儲かっている証拠です。だって儲かっている実感(ぼちぼち)があるからです。怖いのは、簿記のルールに則て処理をすると利益が出てしまうことにあります。帳簿上は利益が出ているのに儲かっている実感が、、、、あっ!
【教訓3】帳簿上の利益は作れます!(利益と儲けは違う)

お金の学問

簿記はお金の学問です。会社の経理担当が知っていればいいのではありません。社会人には簿記・会計の知識が絶対に必要です。「円高で日本の経済が、、、」とか「日本国の借金が〇〇〇兆円を超えて孫の代まで借金が、、、」などとマスコミが騒いでいますが、簿記・会計を学べばその主張の間違いに気づくことができます。物事は片方の側からだけでなく、両方の側から見ないと真実は見えてこないです。

まとめ

自分の身は自分で守る!そのためには簿記という防具が必要です。また、簿記は戦いを挑む武器にもなります。さあ!気づいた方から始めましょう!